理科教育

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㉘大型実験装置を企画・設計

青少年の科学体験まつりや全国の競艇場イベントで実験ブースをしていて日本科学協会とよく一緒に仕事をしていました。大学院の担当教授もここの理事をしていたことから、笹川科学研究助成もいただいており、関係は深かったと思います。研究助成や実験イベントの講師については前述していますが、さらに「体感型大型実験装置」の計画があることは実はよく知っていませんでした。 研究助成や実験イベントでお世話になっている部長の方からお話があり、「全国の科学館が新規実験装置ができずに困っている。来館者も減ってきており、魅力ある大型実験装置の開発が望まれている」とのことでした。すでに「台風がやってきた」という大型実験装置開発が...
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㉗研究助成を獲得

大学院時代の32歳のとき、初めて「研究助成」なるものをいただきました。1年生で申請し、合格し、2年生の5月には入金され、研究にとても役立ちました。テーマは「科学体験学習、自然体験学習を中心とした教材の開発及び効果についての研究」です。70万円ほど申請して61万円をいただきました。銀行に入っているのでいつでも引き出せます最終的には会計処理をして2月に提出します。国内の旅費にも使えるので学会に行くにも活用できました。次の年もそのまとめをするということで同じ題で35万円。すでに現場に戻っていましたが、まとめの冊子を作るのに活用しました。合計96万円は今でも最高額です。現場に戻る前に科研費にも申請しま...
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㉖実験講師として活躍

超小規模校なのでいろいろ小回りが利いて工夫すれば時間がけっこう取れます。学年も5年6年と持ち上がりで超小規模校に異動。3年4年3年といろいろ経験し、それなりに余裕が出てきました。理科教師としてもずっと自分で担当し、理科室も理科準備室もほぼ「自分の部屋状態」さらに情報担当でもあるのでパソコン教室、パソコン準備室もほぼ自室化しました。他の教員はあまり使わないので、きれいに掃除して棚に物をそろえ、机でしっかりと執務できるようにすると皆喜んでくれました。理科室の備品を整理し、台帳にあるものをきちんと確認できることで事務も喜んでくれます。 少し時間ができたのとこの頃、実験講師の依頼が多く集中しました。そ...
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㉕久々に明治図書から書籍執筆

10人という少人数学級を持ち上がって4年生担任をした頃、よく名前を知らない出版社から実験本のオファーがありました。10人くらいの分担執筆なので特に難しくは無かったのですが、久しぶりに「本を書く」と言う作業を行い、「原稿締切」「校正」「再校正」などという言葉が飛び交う世界に身を置きました。まあ数ページなので大したことはありません。 ところが、大学院時代に執筆した明治図書の編集者と久々に当時の本のやり取りをしていたところ、「授業で使える理科に関する書籍を各学年で4冊ほど書いてもらえませんか」とかーるくオファーされてしまいました。「分かりました」と返せば、即執筆になるみたいです。前回は本来の著者がど...
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⑰修論発表後「科学体験データベース作成

修士論文を提出し、その翌々日からアメリカに渡り、学会発表をしました。これだけ聞くと素晴らしい大学院生活だと思うでしょうが、本当に全部行き当たりばったりで本当にヒヤヒヤの連続だったのです。何とか司会や発表を終え、気持ちよく帰ってきました。そして、2月の修論発表会も無事に済ませられ、あとは現場に戻るのみでそこまでの1ヶ月は最高の環境で学生生活を満喫できるはずでした。1泊か2泊程度の小旅行も考えながら、プランを練っていました。 そんな気持ちで研究室に行き、片付けもしながらゆったりしていると、教授が来られ、「○○さん、ちょっといい?」と話しかけます。さすがにもう講義は無いし、講演で行かれるのなら送迎は...
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⑯アメリカの学会で発表そして無事修了

無事書籍2冊の原稿を提出し、そのうちの1冊を○○研究の資料として添付し、科学の体験とそれを実行に移すカリキュラムの作成という修士論文ができあがりました。プロパーの方たちはしっかりと教授について理学的プロコトルを踏襲し間違いの無い論文を出しています。3分の2以上はそうでしょう。専門家以外は口出しのできない内容です。それに対して私のように教育論文は誰もが口出しでき、内容も分かり、統計的手法が間違っていればそれは意味の無い論文ともなり、場合によっては「修士として見合っているのか」そもそも「修了できるのか」と疑問が生まれたこともあったそうです。実際私のような研究をした数年先輩も最後のまとめができず、発...
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⑮研究助成をいただきました

もう一つの貴重な体験は「研究助成」でした。大学からの研究費は研究室単位で経理をされており、だいたい学部生、院生の人数割となります。Y教授の研究室は院生が多いので比較的多くなります。その代わり学部生がいないので私の時は1年2年で11人分でした。それが何万円になるかは分かりません。ただ、1人何万円かあったとしてもそれがそのまま自分の研究に使えるわけではありません。コピー代や印刷費、共用の消耗品もそこから払うので何かを買ってもらうことはほとんど無く、多分誰も自分の研究に関するお金は自分で払っているでしょう。顕微鏡が要るとか、試験管やシャーレが割れて買わないと…とか、薬品も当然要ります。そう考えると理...
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⑭何と単著2冊出版

大学院在学中に「もっと面白く」なったことについてはいくらでもあるのですが、ここでは大きく2つ紹介します。それらは決して研究をしたり、論文を書いたり、学会で発表したりすることのみではありません。しかもどちらも決して働き方改革には関係しないのですが、自分が単なる「教員」だけではなく、別方向の可能性を示唆される出来事でありました。 1つめは書籍出版でした。M出版社から担当教授(Y教授)が監修をする自然と科学の活動をまとめたノウハウ本ですが、全10巻ですでに著者は決まっていました。10巻同時進行で原稿が送られてきては監修者が手直しして再提出させる作業が続いていました。1年生の後半、そろそろ先輩2年生の...
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⑬大学院1年生から学部の講義

大学院での話です。いくらでも話はあるのですが、テーマの「もっと教員を面白く」にまでなかなか行かないので少々ジレンマに陥っています。本来の目的は心や体をやられて、お休みしたり転退職を余儀なくされる方に、もっと気楽に面白く過ごして終えようよ…などと定年退職して再任用で働いているものがお気楽に語りかけることをモットーとしていたのですが、そこに至るまでの経緯を述べ始めるとそれとは真逆の向きに進みそうでやや嫌気も差してきます。 研究室も決まり、残りの4分の3をどう過ごして研究に向かおうかを考えつつ、毎日講義を受け、研究室に向かいます。私の指導教官Y教授は本当にユニークな方で、今では考えられないでしょう、...
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⑫壮絶な大学院1年生。テーマ決めに困窮

振り込みが遅れて迷惑をかけた入学金も前期学費も支払い、引っ越しも行って4月には大学院生になりました。この大学には寄宿舎があり、大学生や単身の院生はいわゆる昔ながらの6畳1間の共同風呂、共同トイレの寄宿舎ですが、私のような家族持ちは「世帯用寄宿」に住むことができました。狭いですが、4.5畳、6畳、2畳の3部屋で4.5畳には別でキッチンがついています。もちろんバストイレ付きです。夫婦と2歳の幼児1人が住むには十分です。これで9500円(単身用は3000円)。なんと安いのです。毎日講義を受けますが、寄宿舎は大学構内に設置してあるので講義棟まで歩いて5分程度。何ともありがたい限りです。 入学式の後、オ...