教師として考えること

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指示が通らないときの声かけ|私が変えてうまくいったこと

授業中に指示を出しても、なかなか伝わらない。「教科書を開いてください」「ノートに書きましょう」そう声をかけても、動き出す子とそうでない子がいて、教室の流れが止まってしまう。何度も言い直すうちに、だんだん声も強くなってしまう。そんな場面を、これまでに何度も経験してきました。以前の私は「もっと伝えよう」としていた指示が通らないとき、以前は「伝え方が足りないのではないか」と考えていました。もう一度丁寧に説明する分かりやすく言い換える念押しをするそうしているうちに、言葉はどんどん増えていきました。けれど、言葉が増えるほど、子どもたちの動きはかえって遅くなることがありました。気づいたのは「伝える量が多す...
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学級がうまくいかないときに、私が最初に見直すこと

学級がうまく回らないと感じるときがあります。子どもが落ち着かない。声をかけても反応が薄い。教室の空気がどこかかみ合わない。そんな日が続くと、「自分のやり方が間違っているのではないか」と不安になることもあります。私自身も、これまでに何度も同じような経験をしてきました。そしてそのたびに、いくつか見直すようにしていることがあります。まず「子ども」ではなく「自分」を見るうまくいかないとき、つい「どうしてできないのだろう」と子どもに目が向きがちです。でも、そんなときほど、まず自分の関わり方を振り返るようにしています。話が長くなっていなかったか指示が分かりにくくなっていなかったか注意が増えすぎていなかった...
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教師を40年続けて分かったこと|それでも教室に立ち続ける理由

教員として長く働いていると、ときどき聞かれることがあります。「どうしてそんなに続けられるのですか」正直に言えば、最初から強い覚悟があったわけではありません。むしろ、途中で何度も「辞めたいな」と思ったことがあります。それでも気がつけば、教室に立ち続けて40年が過ぎようとしています。今日は、そんな中で少しずつ分かってきたことを書いてみたいと思います。うまくいかないことの方が多かった教員になったばかりの頃、思い描いていたような授業はできませんでした。子どもが話を聞いてくれない。教室がざわつく。注意してもなかなか変わらない。「自分は向いていないのではないか」と感じたことも、一度や二度ではありません。そ...
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授業準備に時間をかけすぎないために決めていること

授業準備をしていると、気がつけば時間がどんどん過ぎていることがあります。「もう少し分かりやすくしたい」「もう一工夫できるかもしれない」そう思っているうちに、気づけば帰る時間が遅くなってしまう。教員をしていると、そんな日が続くこともあります。私も以前は、授業準備にかなり時間をかけていました。でも、その分だけ授業がうまくいくかというと、必ずしもそうではありませんでした。今は、無理をしすぎないために、いくつか自分の中で決めていることがあります。「ここまでやれば十分」と線を引く授業準備は、やろうと思えばいくらでも時間をかけられます。だからこそ、あらかじめ「ここまでやれば十分」というラインを決めておくよ...
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子どもに強く言いすぎてしまった日の帰り道に思うこと

学校からの帰り道、ふと授業中の場面を思い出すことがあります。「さっきの言い方、少し強すぎたかもしれない」「もう少し違う伝え方があったのではないか」そんなふうに思う日があります。教員の仕事をしていると、子どもに注意をしたり、叱ったりする場面はどうしてもあります。でも、その言葉が思ったより強くなってしまうこともあります。そして、そのことが帰り道まで心に残ることがあります。あの子はどう感じただろう強く言いすぎてしまったかもしれないと思うと、まず浮かぶのはその子の表情です。あのとき、少し驚いた顔をしていたような気もします。黙ってうつむいていたようにも思います。本当は何を感じていたのだろう。そんなことを...
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教員の仕事で「疲れた」と感じたときに見直していること

教員の仕事をしていると、ふと「疲れたな」と感じる瞬間があります。授業が続いた日、学級のことで気を張り続けた日、保護者対応のあと。特別な出来事があったわけではなくても、気がつくと肩に力が入ったまま一日が終わっていることがあります。そんなとき、私は「もっと頑張らなければ」と考えるよりも、まずいくつかのことを見直すようにしています。今日は、教員として働く中で、疲れたと感じたときに私が意識していることを書いてみようと思います。仕事を一人で抱え込みすぎていないか教員の仕事は、自分一人で何とかしようと思えばいくらでも抱え込めてしまいます。授業準備、学級のこと、子ども同士のトラブル、保護者対応…。責任感が強...
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教員1年目にやってよかった“心の守り方”

教員として1年目は、とにかく毎日が新しいことの連続です。授業の進め方、学級づくり、保護者対応、部活動…。やらなければならないことが山積みで、気持ちが追いつかない日も多くあります。私も初めの頃は、失敗が続くと「自分には向いていないのでは」と不安になったり、クラスのざわつきや子どもへの対応で心が疲れたりすることがありました。でも、1年目のうちに少しずつ身につけておいてよかった“心の守り方”があります。今日は、その中でも特に効果を感じた方法を3つ紹介します。1. 小さな成功体験を毎日1つ書き残す授業や学級運営でうまくいかなかったことは、つい頭の中で大きくなります。だから私は、毎日「うまくいったこと」...
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教師を辞めたいなと思ったときに、私がしていること

教員を続けていると、ときどきふと思うことがあります。「もう辞めてもいいかな」「自分には向いていないのかもしれない」大きな出来事があったわけではなくても、授業がうまくいかなかった日や、思うように学級が回らない日、保護者対応のあとなどに、そんな気持ちが顔を出すことがあります。私も何度もありました。でも、そのたびに「すぐに答えを出さないようにする」ことだけは意識してきました。今日は、教師を辞めたいと思ったときに、私がしていることを書いてみようと思います。まず、その日は大きな判断をしない気持ちが落ち込んでいるときほど、極端な考えになりがちです。「もう無理だ」「自分には向いていない」「全部やめてしまいた...
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心が疲れた時に、教室でできる1分リセット法|小さな習慣で授業も気持ちもラクに

授業がうまくいかなかった日、子どもがざわつく日、保護者対応でモヤモヤした日…。教員として毎日を過ごす中で、心が疲れてしまう瞬間は誰にでもあります。そのまま流してしまうと、授業や学級運営にも影響してしまいます。私は、そんな時に「教室でできる1分リセット法」を意識するようにしています。大げさなことではなく、ほんの少しの工夫で気持ちを切り替えられる方法です。1. 立ち止まって深呼吸ざわついた教室で叱る前、授業の区切り、子どもが集中できていない時など、私はまず立ち止まって深呼吸します。息をゆっくり吸って、ゆっくり吐くだけ。たった3秒でも心が落ち着き、声や視線も自然に柔らかくなります。これは以前紹介した...
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教員ブログを1か月書いてみて感じたこと

はじめにこのブログでは、1か月間にわたり、教員としての日々の経験や感じたことを書き続けてきました。忙しい毎日の中で、「本当に続けられるだろうか」と不安に思いながらのスタートだったことを覚えています。この記事では、その1か月を振り返り、教員ブログを書いてみて感じたことをまとめます。書き始める前に感じていた不安始める前は、次のような不安がありました。書くことが続くのだろうか読んでもらえる内容になるのだろうか忙しい中で時間を作れるのだろうか特別な知識や発信力があるわけではない自分が、ブログを書いてよいのか迷いもありました。実際に1か月書いてみて感じたこと① 書くことで整理される一番大きく感じたのは、...