教員を続けていると、ときどきふと思うことがあります。
「もう辞めてもいいかな」
「自分には向いていないのかもしれない」
大きな出来事があったわけではなくても、授業がうまくいかなかった日や、思うように学級が回らない日、保護者対応のあとなどに、そんな気持ちが顔を出すことがあります。
私も何度もありました。
でも、そのたびに「すぐに答えを出さないようにする」ことだけは意識してきました。今日は、教師を辞めたいと思ったときに、私がしていることを書いてみようと思います。
まず、その日は大きな判断をしない
気持ちが落ち込んでいるときほど、極端な考えになりがちです。
「もう無理だ」
「自分には向いていない」
「全部やめてしまいたい」
そんなふうに感じることもあります。
でも、そういう日はたいてい疲れています。体も、頭も、心も。
だから私は、辞めたいと思った日には「今日は判断しない」と決めています。
とりあえずその日は早く帰る。
お風呂に入って寝る。
それだけです。
翌日になると、少し違う景色が見えることも多いからです。
小さくうまくいったことを思い出す
教員の仕事は、うまくいかなかったことばかりが目に残ります。
・あの子を叱りすぎたかもしれない
・授業が思ったように進まなかった
・学級の雰囲気が重かった
でも、一日の中には小さな良い出来事もあります。
・あの子が手を挙げた
・昨日よりノートが丁寧になった
・休み時間に笑って話してくれた
ほんの小さなことでも構いません。
それを一つだけ思い出します。
すると、「全部がダメだったわけではない」と少しだけ思えるようになります。
信頼できる人と少し話す
教員の仕事は、意外と一人で抱え込みやすい仕事です。
でも、同じ学校の先生や、昔の同僚、友人などに少し話すだけで、気持ちが軽くなることがあります。
アドバイスをもらう必要はありません。
ただ「そういう日あるよね」と言ってもらえるだけでも十分です。
不思議なもので、言葉にすると、頭の中のもやもやが少し整理されます。
少しだけ教室から距離をとる
本当に疲れているときは、教室のことを考えない時間も必要です。
散歩をする
本を読む
好きな動画を見る
焚き火を眺める
ほんの少しでも、学校の外の時間を作ると、気持ちが整ってきます。
教室の問題を解決するためにも、いったん距離を置くことは大切だと思っています。
まとめ:辞めたいと思う日があってもいい
教員を長く続けていると、「辞めたいな」と思う日が何度かあります。
それは決して特別なことではないと思います。
大事なのは、その気持ちが出てきたときに、すぐに結論を出さないこと。
少し休んで、少し距離を置いて、また教室に戻ってみる。
そうやって一日ずつ積み重ねてきた結果、私は今も教員を続けてきました。
もし今、「もう無理かもしれない」と感じている方がいたら、まずは今日はゆっくり休んでください。
それでも、明日また教室に入れたら、それで十分だと思います。


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