休み時間に子ども同士がもめたとき、私がまずやること

教室の日々

休み時間に教室や廊下で子ども同士がもめる場面は、どの学年でも起こります。些細な言い合いからケンカに発展することもあり、見過ごせないけれど、どう対応すればいいか迷う瞬間も少なくありません。

私自身も、初めの頃は「どうやって止めよう…」「誰が悪いんだろう…」と焦ってしまい、逆に場を悪化させてしまったことがあります。でも、いくつかのポイントを押さえるだけで、冷静に対応できるようになりました。


1. まずは落ち着くまで待つ

争いの現場にすぐ飛び込むのではなく、まず少し距離を置きます。

  • 大声で介入すると、子どもも反発しやすい
  • 感情が高まっていると、話を聞く準備ができていない

「大丈夫かな?」と目で見守りながら、子どもたちが落ち着くまで1分程度待つことがあります。この短い時間が、私自身も気持ちを整理するチャンスになります。


2. 一人ずつ話を聞く

落ち着いたら、二人を同時ではなく、一人ずつ話を聞きます。

  • 「どうしてそう思ったの?」
  • 「何が嫌だったの?」

話すときは、決して叱らず、まずは気持ちを受け止めることを意識します。子どもは「聞いてもらえた」と感じるだけで、自然に落ち着くことがあります。


3. 行動に目を向ける

次に、感情ではなく行動に焦点を当てます。

  • 「叩いたのはよくないね」
  • 「物を投げたら危ないね」

行動の良し悪しを具体的に伝えることで、子ども自身も次にどうすればいいか理解しやすくなります。感情を否定せず、行動を指摘することがポイントです。


4. 簡単な解決策を一緒に考える

最後に、どうすれば次はもめないかを子どもと一緒に考えます。

  • 「次は手を出さずに言葉で伝えよう」
  • 「お互いに席を離して落ち着こう」

大人がすべて解決するのではなく、子ども自身が考える機会を作ることで、次から同じ状況が起きにくくなります。


5. まとめ:焦らず、まず観察・受け止め・整理

休み時間のもめごとは、授業中以上に感情が高ぶりやすい場面です。私がまず意識しているのは、

  1. すぐ飛び込まず落ち着くのを待つ
  2. 一人ずつ気持ちを聞く
  3. 行動に目を向ける
  4. 子どもと一緒に簡単な解決策を考える

この流れを意識するだけで、子どもも自分も落ち着きやすくなります。

焦らず、まず観察して、受け止めて、整理すること。これが、休み時間のもめごとをスムーズに解決する私のやり方です。

/心が疲れた時に、教室でできる1分リセット法|小さな習慣で授業も気持ちもラクに

/学級づくりで最初に意識したこと

/教室に入る前に、必ずしていること

/叱る前に、三秒だけ立ち止まる理由

コメント