授業準備をしていると、気がつけば時間がどんどん過ぎていることがあります。
「もう少し分かりやすくしたい」
「もう一工夫できるかもしれない」
そう思っているうちに、気づけば帰る時間が遅くなってしまう。
教員をしていると、そんな日が続くこともあります。
私も以前は、授業準備にかなり時間をかけていました。
でも、その分だけ授業がうまくいくかというと、必ずしもそうではありませんでした。
今は、無理をしすぎないために、いくつか自分の中で決めていることがあります。
「ここまでやれば十分」と線を引く
授業準備は、やろうと思えばいくらでも時間をかけられます。
だからこそ、あらかじめ
「ここまでやれば十分」
というラインを決めておくようにしています。
例えば、
- 板書の流れが決まっている
- 子どもが取り組む活動が一つ入っている
- 最後に振り返りができる形になっている
この3つがそろえば、その日の準備は終わりにする、というようにしています。
完璧を目指すのではなく、「授業として成り立つ形」を意識するようになりました。
毎回新しいことをしようとしない
授業をよくしようと思うほど、「毎回違うことをやらなければ」と考えてしまうことがあります。
でも、毎時間新しい工夫を入れるのは、かなり負担が大きいものです。
私は、うまくいった流れや活動は繰り返し使うようにしています。
同じ型を使うことで、
- 子どもも流れに慣れる
- 自分の準備も楽になる
結果的に、授業が安定することも多いと感じています。
「全部説明しよう」としない
準備をしていると、「ここも説明した方がいいかもしれない」と内容が増えていくことがあります。
でも、実際の授業では、すべてを説明しきれないことも多いです。
だから最近は、
「今日はここだけ伝わればいい」
と、ポイントを一つに絞るようにしています。
伝える内容を減らすことで、準備もシンプルになり、授業も分かりやすくなることがあります。
時間で区切る
準備に時間をかけすぎないために、あらかじめ時間を決めることもあります。
「今日は30分で準備を終える」
そう決めると、不思議とその時間内で形を整えようとする意識が働きます。
時間をかけることよりも、限られた時間でまとめることの方が、結果的に効率がよくなることもあります。
まとめ:少し余白を残す
授業準備は大切ですが、それに時間をかけすぎると、自分の余裕がなくなってしまいます。
だからこそ、
- 「ここまでで十分」と線を引く
- 同じ型を繰り返し使う
- 伝えることを絞る
- 時間で区切る
こうしたことを意識して、少し余白を残すようにしています。
余白があると、授業中にも柔軟に対応できますし、自分の気持ちにもゆとりが生まれます。
完璧な準備よりも、続けられる準備。
それが、教員の仕事を長く続けるために大切なことの一つだと感じています。


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