授業がうまくいかなかった日に、私が自分に言い聞かせていること

授業と学び

授業が終わったあと、教室を出て廊下を歩きながら、ふとため息が出る日があります。

「今日はうまくいかなかったな」
「もう少し違うやり方があったかもしれない」

子どもたちがざわついたまま終わってしまった授業や、説明がうまく伝わらなかった時間。
そんな日は、帰り道までそのことを引きずってしまうことがあります。

私も、教員になってから何度もそんな日を経験しました。
そして、授業がうまくいかなかった日に、いつも自分に言い聞かせていることがあります。


今日の一時間だけで、すべてが決まるわけではない

授業がうまくいかなかったとき、私たちはついこう考えてしまいます。

「このクラスはうまくいかない」
「自分は授業が下手なのかもしれない」

でも、授業は一時間だけで完結するものではありません。
子どもたちの様子も、教室の空気も、日によって変わります。

うまくいかない日があるのは、ごく自然なことだと思うようにしています。
一つの授業だけで、すべてを判断しないこと。
それを自分に言い聞かせています。


子どもも同じように、うまくいかない日がある

よく考えてみると、子どもたちも毎日同じ調子ではありません。

眠い日もあるし、友だちとのことで気持ちが落ち着かない日もあります。
家で何かあった日だってあるかもしれません。

そんな日には、集中できない授業があっても不思議ではありません。

だから私は、
「今日はそういう日だったのかもしれないな」
と、少しだけ視点を変えてみることにしています。

すると、さっきまで重かった気持ちが少し軽くなることがあります。


うまくいった小さな場面を思い出す

授業がうまくいかなかったと感じる日でも、よく思い出してみると、小さな良い場面があることがあります。

  • あの子が一度手を挙げてくれた
  • 友だちの意見を聞いてうなずいた子がいた
  • 最後に少しだけ笑いが起きた

ほんの短い瞬間かもしれません。
でも、その小さな場面も、確かに教室の中で起きた出来事です。

授業のすべてが失敗だったわけではない。
そう思えるだけで、少し気持ちが落ち着きます。


明日の授業は、また新しい一時間

教員の仕事の良いところの一つは、次の日にまた新しい授業があることだと思います。

昨日うまくいかなかったことを、少しだけ直して試してみる。
それだけで、教室の空気が変わることもあります。

だから、授業がうまくいかなかった日は、こう考えるようにしています。

「今日は練習だった」
「明日、もう一度やってみよう」

それくらいの気持ちで、教室に戻るのがちょうどいいのかもしれません。


まとめ:うまくいかない日も、教員の仕事の一部

授業がうまくいかない日があると、どうしても自分を責めてしまいます。

でも、教員の仕事は毎日が同じではありません。
うまくいく日もあれば、思うように進まない日もあります。

そんな日には、

  • 一時間だけで判断しない
  • 子どもにも調子の波があると考える
  • 小さな良い場面を思い出す

この3つを、私は自分に言い聞かせています。

そして次の日、また教室のドアを開けてみます。
すると、昨日とは少し違う空気が流れていることもあります。

それが、この仕事の面白さなのかもしれません。

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