教室が少しざわつく日に、私が見直していること

授業と学び

教室がいつもより少しざわつく日があります。
大きなトラブルがあるわけではないけれど、
声をかけても反応が鈍く、空気が落ち着かない。

そんなとき、以前の私は
「今日は子どもたちの集中力がないな」と考えていました。
けれど、経験を重ねるうちに、
まず見直すべきものがあると感じるようになりました。


急いでいるのは、自分ではないか

教室がざわつく日を振り返ると、
自分が時間に追われていることが少なくありません。

次の予定を気にしていたり、
授業を予定通り進めようと焦っていたり。

そういう気持ちは、
言葉にしなくても、声の調子や動きに表れます。
子どもたちは、その変化にとても敏感です。


板書や説明が整理されているか

もう一つ見直すのは、
自分の説明や板書が整理されているかという点です。

内容を詰め込みすぎていないか。
指示が長くなっていないか。
途中で話が変わっていないか。

大人にとっては些細なことでも、
子どもにとっては分かりにくさにつながります。
分からない時間が続くと、
教室の空気は少しずつ崩れていきます。


子どもを見る前に、自分の立ち位置を見る

教室が落ち着かないときほど、
つい子どもの様子ばかりに目が向いてしまいます。

けれど今は、
「自分はどんな表情で立っているだろう」
「声の大きさや速さはどうだろう」
と、一度立ち止まるようにしています。

自分が落ち着くと、
不思議と教室の空気も少しずつ変わっていくことがあります。


すぐに静かにしなくてもいい

教室がざわつくからといって、
すぐに完璧な状態に戻そうとしなくてもいい。
最近は、そう思うようになりました。

少し間を取る。
深呼吸する。
短い声かけで流れを整える。

そうした小さな調整の積み重ねが、
結果的に教室を落ち着かせてくれることもあります。


ざわつきは、振り返りのきっかけ

教室がざわつく日は、
自分の指導を振り返るきっかけでもあります。

うまくいかない日があるからこそ、
次の日に活かせることも見えてきます。

完璧な教室を目指すより、
その日の空気を感じ取りながら、
少しずつ整えていけたらいい。

そんなふうに考えるようになりました。

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